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2023年度新科目スタート!

listening and Reading

アカデミックな「読む」「聴く」
スキルと 批判的思考力を育てる

2023年度より、新科目「Listening and Reading」が開講されます。アカデミックな場面での「読む」「聴く」スキルを強化し、情報を取捨選択しながらより正しく深く理解・解釈ができるようになるための科目です。さらに英語で効果的に発信するための足掛かりとして、同じくグローバルエデュケーションセンターで開講されている「話す」のTutorial Englishと「書く」のAcademic Writing and Discussion in Englishと連携しながら、総合的に英語力を伸ばすことのできるプログラムとなっています。

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開発者の声

早稲田大学グローバルエデュケーションセンター
准教授 近藤悠介 

大学の授業では、英語でレポートを書いたり、ディスカッションをしたり、発表をする機会が多くあります。そのようなときに、自分が英語で読んだり、聴いたりしたものをどう利用すれば良いでしょうか。Listening and Readingは、英語で読んだもの、聴いたものを利活用できるようになるための科目です。3つのレベルで科目が提供されていて、日常的な「読む」「聴く」から始める初級レベルから始まり、レベルが上がるにつれ、学術的な場面での「読む」「聴く」にシフトしていきます。

新科目のポイント

Case1
Point 1.

リーディング力とリスニング力の向上

英語の文章や音声を読んだり聴いたりして、より効率よく処理できるようになるための科目です。各ユニットで異なるトピックについてリスニングやリーディングのアクティビティを行い、スキルや語彙をしっかり学んでいきます。また各トピックをより深く理解し、解釈する力も伸ばせます。

Case2
Point 2.

日常的なトピックから学術的な場面までカバーする独自開発テキスト

本科目のために開発されたオリジナルの教材で、早稲田大学の学生の興味・関心に沿った幅広い分野を扱います。3つのレベルそれぞれで、難易度に合わせたスキル・トピックを採用しています。

Case3
Point 3.

批判的・論理的思考力が身につく

授業では、それぞれのトピックについて複数の文章を読んだり聴いたりします。これによって複数のソースから情報をまとめる力、多角的な視点から物事をとらえる力を養います。さらにIntermediate、Advancedレベルでは、複数の情報を統合して活用する力も身につきます。本科目では大学生として必要な批判的・論理的思考力を伸ばすことができます。

グローバル
エディケーションセンター
各英語科目との違い

英語を使用する際に、「読む・聴く」「話す」「書く」それぞれの技能が単独で使われることはほとんどなく、多くの場合で2つあるいはそれ以上のスキルが同時に要求されます。例えば学術的な場面では、講義を聞きながらメモを取る、文献を読みながら要約する、ディスカッションで相手の主張を聞きながら自分の意見を述べるなどが求められます。
グローバルエデュケーションセンターで提供されている英語科目は、「読む・聴く(Comprehension)」「話す(Speaking)」「書く(Writing)」の各スキルに焦点を当てつつ、それぞれのスキルを関連させながら実践的な英語力を伸ばすことができる構成になっています。自身のレベルやニーズに合わせて、科目を選んで履修できます。

グローバルエディケーションセンター各英語科目との違い
グローバルエディケーションセンター各英語科目との違い

Listening and Reading

「読む・聴く」ことに焦点を当てた1クラス約20名の比較的少人数の科目です。Beginner: Essentials for Beginners、Intermediate:Academic Skills for Intermediate Learners、Advanced:Critical Thinking for Advanced Learnersの3つのレベルが提供されています。日常的に繰り返し読むもの、聴くことから始め、徐々に語彙を増やし、最上位のレベルでは、学術的な場面でのスピーチや学術的な文章を理解し、自分の意見を明確に表現できることを目標とします。

Tutorial English

Tutorial Englishは、海外旅行で使える英語からアカデミックな内容に至るまで、学生のレベルに応じた実践的な英会話を学習します。1グループ最大4名の少人数制で、会話に重点をおいたレッスンを行う科目です。履修者の英語力に合わせて履修できるよう、レベルが設定されています。専用のテキスト「Talk」を使用し、各ユニットではcan-doという到達目標を中心に学びます。10回のレッスンのうち2回行われるTest Unitでは、これまで学んだことが身についているか確認し、自身の到達度を把握することができます。詳しくはこちら

AWADE

学生のアカデミックイングリッシュの向上を目的として設置された科目です。授業では英語の口語表現と文語表現の違いや、アカデミックライティングに用いられる文法および語彙を学び、それらの知識を生かしてライティングやディスカッションを行う豊富な機会が設けられています。AWADE α/βはクオーター科目で、基本的にα/β両方の科目を履修することが奨励されています。AWADE Undergraduate Thesis Writingでは、学部生が英語の卒業論文を作成する上で必要な知識について学びます。

目的に合わせて選択できる!おすすめ履修方法

  • CASE. 1

    Case1

    留学を考えていますが、どの科目がおすすめですか?

    Case1

    以下の科目がおすすめです。

    英語でのレクチャーに慣れる

    Listening and Reading【Intermediate】

    Listening and Reading【Advanced】

    英語でディスカッションできるようになりたい

    Tutorial English【Intermediate】 以上

    留学先でのライティング課題に対応できるようになる

    AWADE

    海外大学院進学に備え、英語での研究生活の準備をしたい

    Listening and Reading【Advanced】

  • CASE. 2

    Case1

    英語でレポートや論文を書けるようになるには、どの科目を取ればいいですか?

    Case1

    以下の科目がおすすめです。

    アカデミックライティングの基礎を学ぶ

    AWADE

    総合的な英語理解力アップ

    Listening and Reading【Intermediate】

    複数の文献を読みこなし、活用できるようになる

    Listening and Reading【Advanced】

    卒業論文を英語で書きたい

    AWADE Undergraduate Thesis Writing

  • CASE. 3

    Case1

    英語が苦手ですが、おすすめの科目はありますか?

    Case1

    以下の科目がおすすめです。

    中学時代から英語が苦手なので、基礎を見直したい

    Listening and Reading【Beginner】

    旅行や日常会話で困らないスピーキング力を身につけたい

    Tutorial English【Basic】

  • CASE. 4

    Case1

    就職に向けて、ビジネスの場でも使用できる英語力を身につけるためには、どうすればいいですか?

    Case1

    以下の科目がおすすめです。

    ビジネスで通用するスピーキング力を磨く

    Tutorial English【Intermediate】 以上

    物事を多面的に見る力を育む

    Listening and Reading【Intermediate】

    Listening and Reading【Advanced】

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